肩が痛い!やばい!四十肩だ!…いや、五十肩だ!
違います(笑)
たまに、肩が痛いからって、勝手に四十肩だ!五十肩だ!っていう人がいるんですよー
なーにー!?やっちまったな!?
って、芸人いましたよね(笑) 古いですね(笑)
まぁ、そういう方もいるんですよ!
でも、痛いからって五十肩…って訳ではありません!
疲労、ケガ、冷え、違う病気が考えられます。
そもそも、四十肩、五十肩って何か知ってますか?
四十肩、五十肩
この呼び方も一般的な呼び方で、医学的にはないんです!
正式名称は「肩関節周囲炎」です。
原因は老化と言われていますが、実際のところは原因不明とされています。
個人的に診てきた人の中での共通点は、肩を長時間上げるという動作が多かったです。
もちろん、それ以外に急になった人もいました。
それらを総合して考えてみると、肩への負担が何かしらでかかってしまっていて、その中で起こる体の防御反応(痛み)なのではないかと思います。
症状としては肩が挙げると痛いのは勿論、手が後ろに行かない、服の脱ぎ着が普通にはできないというのが特徴です。
症状が出たての頃には、痛くて寝れないこともあります。
普通の肩の痛みの場合、一定方向の動きのみに痛みが出て、腕も上がる、手が後ろにまわる事が多いです。
考えられる他の事
五十肩でない場合考えられるものは?
・肩の石灰沈着
これは、体内の中にあるカルシウムが肩周囲に集まり「固まり」が出来てしまうものです。
とにかく痛い!何をしても痛い!寝れない!
ってものですね。
・野球肩
いわゆる使いすぎです。同じ動作をするとそこで摩擦が起こり炎症と痛みがでるものです。
針金を何回も曲げると熱くなって切れる?折れる?のと同じで、その状態が肩に起こってしまっているのです。
・冷え
血流が悪くなると関節内の圧が変わり痛みとして出てきてしまいます。動かして痛いというよりは、常に疼くような痛みが特徴です。
過去にケガをした人は特に敏感ですね。
・筋肉緊張による動かすときの痛み
筋肉の伸縮性が失われ、伸ばそう!縮もう!って筋肉が頑張ってるけど動かないので、その時の痛みです。
冷えにも近いですが、動かすと痛みがでる所が違いですねー。
・神経痛からくる痛み、しびれ
背骨から出てる神経が腕までを支配している領域があり、その部分が何らかの侵害をうけると出てくるものです。
筋肉が原因なのか骨が原因なのか、はたまた神経そのものなのか…
まぁ、知りません(笑)
この事は、別の機会にその事は書ければと思います!
ほんの一部ではありますが、こんな所ですかね?
実際にはまだまだありますが、勘違いしやすいのはこの辺ですね。
五十肩になったときの対処法は?
痛みが出始め、動きが悪く、ズキズキ痛んだり、夜に痛くて眠れない時などはまず冷やすこと。そして、なるべく肩を動かさずに安静にさせることです。
次に夜の痛みや、強い痛みが無くなれば肩を動かせる範囲で動かすこと!
安静にしたことで肩の動きは悪くなっています。それもかなり。
なので、動かしちゃって下さい!
下手すると、肩が上がらないままになります。
体の筋肉は動かさなければ固まり、必要の無いものだと判断すると筋肉をどんどん小さくしていきます。
すると、
なんということでしょう。
みるみるうちに細くなって使い物にならなくなります。(困る)
という事で、動かして下さい!ストレッチも有効ですよ。
ただ、注意することは痛いのを我慢してまで動かしてしまうと、痛みが出て嫌な思いをします。
なので、焦らずゆっくりと回復させていきましょう。
ほっといても治ってしまうものなので。(その場合、健康な時のように肩が上がるのが遅くなる。し、上がらなくなる人もいる)
場合に応じて無理はせず、出来る範囲で肩は動かしていきましょう。